今日は昨日の続きで情報漏洩防止ネタを書こうと思っていたのですが、 トンデモない文章を見つけてしまったので、 急遽予定を変更...
この日記の副題にもあるように、 私は「プログラマ兼システム管理者」なのですが、 いちおー (^^;) 取締役でもあるので、 著名な経営者の方々のブログも読んでおります。 で、今朝起きて読んだ日記がコレ↓
「渋谷ではたらく社長のblog」から引用:
本日の決算説明会。参加者からの質問・・・
「アメーバの進捗が遅れているボトルネックは何ですか?」
「スピードが遅れている理由はいくつか組織に存在しますが・・」
「一番は技術者の頭数が明らかに不足していることです」
うわっ、「頭数」なんて表現使ってる...
優秀な技術者であればあるほど、 「人月」という考え方には反発するものだし、 優秀な技術者は、 平凡な技術者の何倍、いや何十倍のパフォーマンスを発揮できる (私は技術者の生産性は、ピンとキリでは 3桁の違いがあると常々主張してるのですが) わけで、 「頭数」なんかで数えられたらたまらない、 というのが、優秀な技術者の感覚だと思います。
オソロシイことに、まだ続きがあって
さらってきてでも、拉致してきてでも・・・必ずや採用します。
それは冗談ですが、思いつく限りの採用強化策を考えています。
こういう冗談が口から出ること自体に違和感を感じてしまいます。
技術者をモノとしてしかとらえてないというか...
で、さらに続いて...
当社の技術陣の意見も参考に考えました。↓
・技術者のいるフロアをリニューアル。 空間デザイナーを入れて開発に集中できる環境に改善します。
・技術者のオフィス家具を総入れ替え。ひとり当たりのスペースをひろげます。
・最終面接では私もお会いして、今後の方針などを直接説明します。 (6月末まで)
・給与面を含む待遇面を見直し、優遇します。
・マッサージを入れます。
まあ、労働環境を改善して頂けるのは、 そこで働く技術者の方々にとっては望ましいことですが...
いろんな経営者の方々のお考えを見聞きするたびに、 経営者と技術者との間には、 深い深い溝があるなあ、という思いが深まりますが、 今日読んだこの「渋谷ではたらく社長のblog」には、 その断絶が極端な形で表現されているように思いましたので、 あえて引用させて頂きました。
この断絶はあまりに根本的なので、 経営者と技術者が互いに力を合わせることなぞ、 所詮不可能なのではないか、という絶望感に おそわれることもないわけではないのですが、 とは言っても、 「IT業界」で事業を推進し、かつ技術革新を進めていくには、 両者の協力が必要不可欠であることもまた事実です。
経営者と技術者が反発しあうのではなく協力するために、 技術者と経営者の双方と会話ができる「バイリンガル」こそ重要である、 という思いを新たにした今朝の事件でした。

